標本を楽しもう!

標本を作製したり材料を採集したりしています

KOH式 透明骨格標本① アゴハゼ・ダイナンギンポ・イソスジエビ

記念すべき、第一の実験は「透明骨格標本」です!

透明骨格標本自体は何度か作成したことがありますが、

成功と失敗を繰り返しています・・・

 

その失敗の条件を多角的に発見するため、

今回は、2022年から約9か月ホルマリンで保存されたサンプルを活用することで

 

<目的>

「長期にホルマリン固定されたサンプルで、透明骨格標本を作製できるのか」

 

を検証していくこととします。

ついでに、エビ類の透明骨格標本の作製をしたことがないので、こちらへの挑戦

も目的の一部とする。

 

<材料>

アゴハゼ (10%ホルマリン保存) ×4

・ダイナンギンポ (10%ホルマリン保存) ×1

イソスジエビ (10%ホルマリン保存) ×3

(2022年5月28日  神奈川県横須賀市長井 長浜にて採集)

 

<実施環境>

2023年3月5日 23時30分

室温 15℃

 

<本日の操作>

ホルマリンを標本から抜くために流水に24時間程度さらす。

水にさらしている様子